今日は7月の『ヨーガの体心息メソッド講座』の日でした。
この講座ではヨーガ アーサナを中心に呼吸法や瞑想、
その他、脳や身体にアクセスするメソッドをその場に応じて
プログラムするオリジナル講座です。
普段はあまり意識しない呼吸にフォーカスするだけでも
身体は変わってくるという体験もできるようになります。
瞑想で深く入ると吸っても吐いてもいないような呼吸状態になり、
身体という拘束から自由になる感覚を覚えますが、
それと同じ状態を呼吸法でも体験できちゃうんですね。
この吸っても吐いてもいない呼吸状態になると、
身体が最小限の機能状態になるため、エネルギーを蓄え始めます。
呼吸法やアーサナなどを行った後に元気になったと感じるなら、
こうしたエネルギー チャージができる深さまで
いけた♪ と思っていいかもしれません。
講座にいつもいらしてくださる方々は、
とても自然に身体の自然知性が開いていっているようです。
身体は未知の形に出会うと戸惑いますが、
一度その形を認識するとあっという間に
そこへ知性が流れ込んでいくかのように動いたり、
伸ばしたりできるようになっていくのです。
そして、未知の形に目覚めることで脳のシナプスが新たに繋がり、
キャパシティーが広がるといった感じ。
何かを学問的に学ぶことでも同じように脳のキャパシティーを
広げますが、
身体を使って学ぶことはとても早くて、確実に身につくのが
らくちんでいいところ♪
ところで、身体はできるだけ強く保ちたいものですが、
それは単に病気になりにくくするという目的だけに
止まるものではありません。
感情は脳や心だけではなく、肉体にもあります。
この肉体に響く、
“言葉に変換される前の感情”が
実は大きく影響します。
理屈で考えたことよりも、
なんだかわからないけど身体がソワソワするとか、
なんだか嫌な感じがするという時の方が
恐れは大きく、焦る気持などが強くなるはずです。
ところが、同じ状況でもやせ細って筋肉が落ちた身体と、
程よく筋肉がある身体と、
脂肪が多めの身体では感じ方が違います。
身体が頑丈であれば、何かあっても揺らぎをそれほど感じないので
冷静に脳で思考して対応ができるのです。
ところがやせ細って筋肉が落ちた身体は、何かを感じたときに
大きく揺れるような状態になります。
その身体の揺れに動揺するため、
冷静に脳で思考することが難しくなるのです。
身体が大きく揺れれば、それを危険信号として脳は捉えますから
結果ストレスに><
逆に言えば、身体にある程度の筋肉をキープしておけば
ストレスに強く、よりらくに生きられると考えることができるのです。
でも、だからと言ってボディビルダーのようにたくさんの筋肉は
必要ありません。
普通に生活する中で快適に活動できるくらいの筋肉量で充分です。
ムキムキしたり、お腹が割れるレベルに無理をしてまで
筋肉を増やす必要はないということ。
←だらけた格好だけどまだ若いの。
しかし、年齢を重ねるとどうしても筋肉量が減少傾向になります。
若い頃は普通に生活していて当たり前にあった筋肉量を
保てなくなってくるのが一般的。
こうした筋肉の弱化で身体がもろく、揺れやすくなることで
老人性うつ病などが発症することがありますから、
筋肉を貯金しておくことはやはり大切なのです。
私たちは身体の感覚で生きているようなところがありますから、
年をとっていつの間にかこれまでとは違った弱った状態になると
体感覚から漠然とした大きな不安を感じたり、
恐れを感じたりすることがあるのです。
でも、この仕組みを知っておけば、年齢を重ねて不安定になったとき、
ああ、筋肉減ったのね、と、もう少し冷静に対応できますよね。
もっと言えば、今のうちからウォーキングしたり、
ヨーガやストレッチなどをちょっとでもいいから習慣にして
筋肉貯金を意識すればかなり違ってくるはずなのです。
ちなみに年齢を重ねていくと、身体は硬くもなってきます。
身体が硬い人で柔軟な考えをする人はいないといいますが、
まったくその通りなんじゃないかと。
考えに柔軟性が持てなくなると、コミュニケーションなども
スムースにいかなくなりますから、
できるだけ身体を伸ばして柔らかく保つほうがいいでしょう。
ヨーガやストレッチも今すぐ始めておくといいってことですね。
筋肉も柔軟性も、なんでも、少しでもらくにできるうちから
始めておけば簡単だし、
より高いクオリティを保てますから
今、始めよう!ってことなんです。
じゃあ、自分はもう遅いわ、
と思った方、
今すぐ始めるといいですよ~。
だって、常に今がいちばん若いんだから(^0^)V
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