睡眠時無呼吸症候群リポートvol.3 快眠用マウスピース

こんにちは。今日は数週間前に書いた「睡眠時無呼吸症候群リポート」の第三弾です。とうとう快眠歯科のマウスピースが出来上がりました!

 

約1カ月待ちで出来上がったマウスピースがこれ。未使用の状態で撮影しました。

プラスティックのような素材で硬いタイプ。人は仰向けに寝ると気道が狭くなるのですが、意識的にアゴを突き出すようにすると気道が広がって呼吸が楽になります。睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中にマウスピースでアゴを突き出した形状を保ち、初期治療をします。

 

ところで今回、いちばん心配だったのはマウスピースの違和感に果たして耐えられるかということ。以前、ソフトタイプのマウスピースを作ってもらった時、口に入れるとうっと吐き気がして、調整にかなりの時間がかかりました。

 

今回はプラスティックのような硬いタイプなので、もしかすると最後まで拒絶反応が出てしまうかも……。

 

ところが違和感反応はゼロ。しかし、上下の歯をガッと押さえつけるテンションがキツくてちょっと痛い……。これは睡眠中ずっとアゴの角度をキープするため、どうしてもタイトな作りになるからです。

 

もちろん、痛みが強いまま耐えるということではなく、調整してくれます。着けては外して調整ということを10回くらい繰り返しました。先生曰く「これがギリギリです」というところまで調整。この時点でマウスピースをつけても痛みはほとんどなしです。

 

先ほどの写真が、そのハードタイプのマウスピースですが、実はまだ仮留めです。これを1カ月間くらい使って最終チェックの後に本づけです。

 

さて、実際に数日使ってみての感想はというと……。就寝中の違和感はなし。1回目のチェックでこれはすごいと思いました。型取りや構造が優れているのでしょうか。

 

そして、毎日、睡眠中にマウスピースが外れることもなく無事朝を迎えています。実は睡眠中に口が開く可能性があるから唇をテープで留めるよう言われましたが、これで回避! バンザイ

 

朝、歯全体とアゴに結構な痛みと疲労感が強かったものの、それも初日から5日めくらいまでのことで、日に日に慣れてきました。

 

その結果、日中のだるさや、抗い難い眠気が激減! 睡眠中の無呼吸が改善されているかは検査してみないとわからないものの、どうあれ睡眠の質が上がったのでしょう。使い始めてまだ10日くらいですから、今後の様子を見守ります。

 

ここで、快眠歯科からの睡眠時無呼吸症候群用マウスピースの注意事項をシェアしますね。

 

マウスピースをつけていて強い痛みが出たら、すぐに外して使用を中止。もし、3〜4時間くらいしかつけていられなくても、それなりの効果でよしとする。

 

そして、マウスピースは必ず専用ケースで保管してほしいと。これはマウスピースをティッシュに包んだまま放置し、それをゴミと間違えて捨ててしまう人が実に多いからということでした。

 

ちなみにマウスピースのお手入れは、柔らかめのブラシで水洗いします。私はそれ用の歯ブラシを用意。そして、1週間ごとに洗浄剤でメンテナンスします。ポリデントでもいいですし、リテーナーシャインという歯科矯正用の専用の洗浄剤などできれいにします。

 

また、ハードタイプのマウスピースを保管する時は、水気を切らずに濡れた状態にしておくことで、亀裂などの破損リスクを軽減するそうです。きっちり水気を拭いて仕舞うのは清潔で良さそうですがNGです。

 

もしや睡眠時無呼吸症候群かも? と感じている方のご参考になれば幸いです。

 

 

 

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