睡眠の質を上げるいちばんの方法は?

今日も“いい睡眠”の補足です。今回、25ansウエディング オンラインの美容ルポで『おやすみ前のくつろぎメソッド』というより良い睡眠を目指すアイデアを書く際に睡眠関連の本を何冊か調べていて、興味深いなと思ったことがありました。

 

それは睡眠を研究する複数の専門家が睡眠にとっていちばん大切なことは「毎日同じ時間に起きること」と言っていることです。

 

これはたとえ徹夜明けでも、同じ時間に起きたほうがいいということ。これは毎日のリズムを一定に保つことがいちばんの良薬ということでしょう。

 

人の身体にはリズムというか、1日の流れの中で毎日繰り返すことがありますよね。たとえば食事。そして睡眠です。

 

規則正しい生活は昔から奨励されていますが、これはいろんな意味で理にかなっているからです。そんなこと言われなくてもわかっているよ、という話ですが、今は毎日のリズムを崩す要因がたくさんあり過ぎる時代です。

 

そこにきて睡眠にいいことを一つ選ぶなら「毎日同じ時間に起きること」という専門家が多いのは興味深いと思いました。

 

「毎日同じ時間に起きること」が第一条件なのは、身体を整えるのに合理的なことだということでしょうが、この単純な方法を実行するのが非常に難しい状況、環境、体質があるということでしょうか。

 

睡眠のことで悩む人は少なくありません。しかし今は24時間電気がついて、インターネットが繋がり、ゲームができる。スマホで無料通話も24時間OKです。

 

テレビも24時間とまではいかなくても深夜まで観られ、しかも、インターネットの普及で物事のスピード感が急速に増して、日々の仕事や家庭生活がやたらと忙しくなった人も多いのではないでしょうか。

 

疲労しているのに寝付けなかったり、夜中に何度も起きることが続くとストレスとだるさで日中の活動のクオリティが落ちます。仕事のスピードや正確性も落ちるため、さらに手間が増えたり、負の連鎖に陥ることもあります。

 

これでは心配や不安も増えておちおち眠っていられません。逆説的ですが、心配や不安があるときは、それをえい!と一旦捨てて眠ってしまうことです。それができたら苦労はないよと言いたいかもしれませんが、そうするしかないと腹を決めることです。

 

もし、なかなか寝付けなくても、部屋の灯りを落として目を閉じて横になればその分、疲労が取れますから静かに休んだほうがいいでしょう。それもできないなら、ベッドの上ではなく、リビングや椅子で眠気が来るまで起きていることです。

 

ベッドを寝るとき以外に使わないのもコツです。もし、ベッドの上でスマホを見たり、本を読んだり、お菓子を食べたりすると、睡眠モードに切り替えづらくなります。

 

そして、とにかく毎日同じくらいの時間に起きます。寝不足ならその日の夜はくたびれてぐっすり眠れるかもしれません。

 

今は在宅勤務に変わり、朝の時間に縛りがない人も増えましたが、ラクでいい反面、規則正しい生活が崩れやすい欠点も抱えています。これに加えて前述した深夜まで及ぶインターネットのリスクもあります。

 

もし、睡眠で悩むことがあるなら生活環境や習慣をちゃんと意識した上で、毎日同じ時間に起きること。それが睡眠を整えるいちばんの近道ということでしょう。

 

 

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