さて、3回目になりますが『25ansウエディング オンライン』で連載中の美容ルポで9月に公開した『おやすみ前のくつろぎメソッド』の補足です。
今日の補足テーマは『睡眠の思い込み』。睡眠は○○でなければならないという思い込みは、それ自体が心配・不安になってストレスを肥大化させます。この余分なストレスに気づきさえすれば、その分、心が軽くなって、その分、眠りが深くなる! という話をしたいと思います。
まず、代表的な睡眠の思い込みについて。睡眠で悩む多くの人が“眠れない”と訴え、それ自体が大きなストレスになるといいますが、そういう人ほど実は思った以上に眠っている場合が多いそうです。もちろん、本当に眠れない人もいますが、ここでは前者向けの話をします。
一日中眠気が抜けず、身体がだるくて重いと「ああ、眠れてないから…」と残念な気持ちになります。ちなみに人はいつでも理由や原因を求めては結論を急ぐ傾向があり、ちょうどよく紐付けられることがあると安心感を覚えたりします。その問題が解決していなくても“これが原因だ”と結論づけることで一旦安心したいのです。
話を元に戻します。眠くてだるい人は、日中何度となく「ああ、眠れてないから…」という思いが頭をよぎります。そして、いよいよ就寝時間を迎えると「ああ、きっと今夜も眠れないに違いない」と絶望感に襲われ、不安と心配にまみれながらベッドに入るわけです。
これはとてつもないストレスですよね。こんなに自分を追い詰めるくらいなら開き直ってしまえ! と思いますが悩みが深刻になるほど、開き直る力は弱るもの。そんなときに試したいのが「睡眠の思い込み外し」です。
かくいう私も睡眠の思い込みにやられていた一人です。次の2つの思い込みは、以前、心の中に最もらしい顔をして居座っていたものでした。
[睡眠の思い込み その1]
全然眠れていない。
[思い込みを外した結果]
眠れていました。案外に。全然眠れないということは滅多にありません。そもそもこの思い込みはぐっすり眠れなければ疲労が全然取れないという思い込みとセットになっていました。
これを外すには“別に眠れなくても暗くして横になっていればそれなりに疲労回復できる”と気づくだけ。そうしているうちにいつの間にか眠っているものです。
ちなみに、まるで眠れないときはベッドから出てしまいます。リビングや、ワンルームなら椅子などに移動して“完全に起きている状態・状況”になり、眠気が来るまで待つという、睡眠の研究者の本でみつけた方法です。
[睡眠の思い込み その2]
ゴールデンタイムに眠らないと疲労回復できない。
[思い込みを外した結果]
時間外でもOKでした。回復できます。以前は22時から深夜2時までのゴールデンタイムと呼ばれる時間帯に深いノンレム睡眠を得ると成長ホルモンが最も多く分泌されて、健康を回復するといわれていましたが、今では必ずしも特定な時間帯にこだわる必要はないという考え方が主流になっている模様。
もちろん、22時〜深夜2時を含めて睡眠を取れれば、それに越したことはないでしょう。なぜなら世の中の暮らしの時間に合っているし、太陽などとの関係を考えても何かと効率がいいからです。
しかし、肝心なのは最初のノンレム睡眠がステージ4と呼ばれる深い睡眠まで行けるかどうかです。ゴールデンタイムに眠っていても睡眠が浅ければ理想的な睡眠とは言えません。
このゴールデンタイムの思い込みがなくなると、かなり気がラクになって睡眠が深くなりました。一体何がストレスになっているのかわかったものではありません。とほほのほ。
今では就寝が深夜に及んだ日でも、これからきちんと眠ればいいのだと思うだけです。しかし、きちんと眠れないから辛いのだという話もありますよね。
深い睡眠を得るためには、人によって準備が必要な場合があります。私は就寝前に首と頭のマッサージを習慣化したことと、快眠歯科で作った無呼吸症候群用のマウスピースをつけたらきちんと眠れるようになりました。
その結果、夜中に1〜2回くらい目が覚める状態から、7〜8時間を一眠りできるまでに回復したのです。
この方法には個人差がありそうですが、もし「睡眠の思い込み外し」が少しでも参考になれば幸甚です。
(^▽^)♪ポチポチポチポチッとお願いします♪
↓ ↓ ↓
#睡眠 #入眠 #眠り浅い #眠れない #睡眠障害 #深い眠り #ノンレム睡眠 # レム睡眠 #ゴールデンタイム